北欧研修レポート⑥-MONTANA本社・工場訪問-

スウェーデンに名残惜しさを感じつつ、デンマークへ戻ってきました。

コペンハーゲンで1泊した後、MONTANAの工場と本社を訪問しました。


これが工場!?


なんとここでも国旗を並べてお出迎えしていただきました!
もしかして世界的にはスタンダードなおもてなしなのでしょうか!?


※写真の横使で使用しているボードは特殊なサイズを使用しており、一般販売はされておりません。

ウェルカムで頂いたチョコクロワッサンが本当に美味しくて、
「これならパン屋も開けますね!」
などとジョークを飛ばしていると、奥のキッチン本当にシェフが働いていて驚きました。
会社にシェフいるの!?


これが社食!?
北欧の福利厚生恐るべし、です。


工場内を見学すると、どこも清潔で整理されているだけでなく所々に遊び心が。



モンタナが情熱を注ぐカラーの塗料は、工場内で調色されています。
廃盤カラーであっても、数年間は追加注文等のリクエストに応えられるよう定期的にストックを作り続けているそうです。

淡い色から、濃い色へ。
塗装する際、前に使った塗料の残りで影響が出ないように、塗装する順番とスケジュールがしっかりと決められています。

Montana製品の要となるMDF材の塗装は、全面に下地塗料を4層塗布した後にラッカー塗装を4層塗布する事によって、丁寧に仕上げられています。また、塗料を乾かす際にUVを照射しているので、製品になった後の紫外線による色落ちや劣化を防ぐことができるそう。
8層に塗装されたMDF材は、機械に頼らず職人の厳しい目によってチェックされます。
塗装に不備があったものは塗装を全て剥がした上で再び下地から塗装しなおし、無駄なく使用されます。


併設されたショール-ムも見学させていただきました。



贅沢なサイズの色見本。


ショールームの外は、日本庭園を思わせる雰囲気。
周辺の豊かな自然と調和した、素晴らしい工場と本社でした。

次回はコペンハーゲンの町を散策します。

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