ホテルに一泊し、ついにGrythyttan(グリュートヒュッタン)の工場とオフィスを訪問しました。
到着すると、工場の外にスウェーデンと日本の国旗が!
前日遅い時間まで一生懸命用意してくれたとの事で、思わず感動してしまいました。
オフィスを見学後、工場を案内して頂きました!
一本の丈夫なフレームを、専用のマシンで曲げていきます。
この絶妙な曲げ加工が、安定性と心地よいロッキングを生み出しています。
この後の金属・木製のパーツの取付や検品の工程は全て職人の手作業で行われます。
機械と人間の手仕事が見事に組み合わさる事で、最高の座り心地が生み出されているのですね。
木パーツを取り付ける前のフレーム。
出荷を待つA2チェア。
出荷が一番増えるのは春から夏にかけて。
冬の間は工場のスタッフを増員して、ストックの製造に注力するスケジュールで動いています。
工場見学の後に案内してもらったのは、過去の作品を保管した展示スペース。
歴代の椅子やテーブルがずらりと並んだ景色は圧巻でした。
こちらはHigh Tech Chair(ハイテック チェア)の原型モデル。
Grythyttanの当時のオーナーと、モジュール式収納ブランド 「String Furniture」のデザイナー、
ニルス・ストリング氏は非常に仲が良く、このチェアは過去にニルス氏がデザインしたもの。
次回は工場を飛び出し、スウェーデンの景色をお伝えします。